高知県出身の故前田祐吉氏が高知県初の野球殿堂入りを果たしました。
前田氏は旧制城東中(現追手前高時代)時代の1946年に高知県勢として初めて現在の全国高校野球選手権にエースとして活躍され、その後慶應大学野球部監督を務めました。
以下、慶應義塾メールマガジン206号の引用になります。
1月14日(火)、野球殿堂博物館は今年の表彰者を発表し、1960年~1965年と1982年~1993年に体育会野球部の監督を務めた故前田祐吉君が選出されました。
前田君が采配をふるった数多くの試合の中でも、とりわけ1960年秋の六大学野球において早稲田大学とリーグ優勝をかけて戦った「早慶6連戦」は、今もなお名勝負として記憶され続けています。この時は惜しくも優勝を逃しましたが、在任中に計8回のリーグ優勝を成し遂げました。前田君が掲げた「エンジョイ・ベースボール」は、慶應義塾野球部を象徴する標語となっています。
今回、「早慶6連戦」の際に早稲田大学野球部監督を務めた故石井連藏氏とともに揃って殿堂入りを果たしました。
出典:慶應義塾メールマガジン206号(https://www.keio.ac.jp/ja/contents/mail_magazine/2020/206.html)
編集・発行:慶應義塾 広報室
塾 SPRING 2016 NO.290 にも故前田祐吉氏の記事が掲載されていますので是非ご一読ください。