久米 華子(くめ はなこ)【旧姓:石関(いしぜき)】さん(2009年文卒)


弁護士としてご活躍中の伊野部啓先生からバトンを引き継ぎました。

1985年生まれ。サッカーの街・埼玉県浦和市(現:さいたま市浦和区)出身です。

地元の木崎小学校から本太中学校へと進み、中学では陸上部に所属し、真っ黒に日焼けしながら練習に明け暮れました。

高校は浦和明の星女子高等学校へ進学。片道6㎞の道のりを自転車で通学し、3期にわたり生徒会副会長を務めました。

 

2004年に慶應義塾大学文学部に入学。大学では「フランス語が話せたらかっこいいな。フランスにも行ってみたい。」というミーハーな理由から、フランス文学を専攻。フランス語漬けの学生生活が幕を開けました。

大学2年時に、念願かなってパリへ留学。エッフェル塔の近くのアパートを借りて暮らしました。フランス語を学ぶ傍ら、友人たちとピクニックをしたり、美術館やカフェ巡りをしたり、フランスの地方都市や近隣諸国まで足をのばしたことなど、とても良い思い出になっています。


パリ留学仲間とエッフェル塔のふもとで夜のピクニック。

 

帰国後は現地で学んだフランス語を維持するため、フランス人居住者の多い飯田橋のカフェでバイトをはじめました。

大学3年時からは、20 世紀のフランスの文化や思想を研究する市川崇教授のゼミに所属。2学年で10名ほどの小規模なゼミでしたが、まるでアニメの登場人物のようにキャラの濃い面々が揃っており、BBQや飲み会、夏のゼミ合宿などのイベントも満載で、濃密な時間を過ごしました。

 

大学卒業後は㈱三越(現:㈱三越伊勢丹)に就職し、日本橋本店のワイン担当に。そして、先輩の勧めもあり、日本ソムリエ協会認定ワインエキスパートの資格を取得しました。

 

その後、2016年10月にライター・翻訳家に転身。翌年には男の子を出産し、ほぼ同時期に夫の転勤に伴い高知県へ転居することになりました。慣れない土地での初めての育児に、最初は戸惑ってばかりでしたが、ママ友などもでき、次第に高知での生活に馴染むことができました。

 

息子が保育園に通うようになり、業務を再開。ご縁があって、南国市の井上ワイナリー㈱様の広報業務も受託させていただくことになりました。

また、2019年には日本ソムリエ協会高知支部の副支部長に就任し、高知でワインの裾野を広げるべく、地道に活動を続けています。

 

休日は息子のサッカー教室に付き添ったり、保育園の友人たちとピクニックに出かけたりと、なかなか休む暇もありませんが、のびのびと子育てできる環境をありがたく感じています。

 

次のバトンは、大学と三越の大先輩であり、現在は高知県議会議員として県政を担う西内健先生に繋ぎたいと思います。それでは西内先生、よろしくお願いします。

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